News 「KOIKEプライベートフェア2019」にByStar Fiber12キロワットを出展
この度バイストロニックジャパンは、小池酸素工業が開催した「KOIKEプライベートフェア2019」において高出力ファーバーレーザ切断機ByStar Fiber12キロワットを出展いたしました。同フェアは千葉のKOIKEテクノセンターにおいて2019年11月6日~8日まで開催され、この3日間で国内外より500名以上のご来場がありました。
小池酸素工業は厚板市場においてガス・溶接・切断の総合製造・販売会社として知られる国内有数の企業ですが、当社バイストロニックジャパンと市場拡販のさらなる強化に向けて連携を図る為このたびパートナーシップをとることに合意に至りました。
厚板市場へバイストロニックのファイバーレーザがご提案するソリューションを
日本の厚板業界では長らく門型タイプの切断機が主流になっており、鋼板加工において板金業界とは性質が大きく異なる為、両者は長年交わることがなかった背景があります。厚板業界の門型切断機は、板厚25mm以上、100m長の切断エリアを施工する場合もあり、リソースもガス、プラズマ、レーザが用途に合わせて選択されています。今日まで板厚や鋼板サイズでマーケットが明確に分かれていたのは前述の通りですが、バイストロニックもかつては板厚6㎜までが許容範囲でした。しかしながらこうした状況をByStar Fiber 12キロワットが変化をもたらします。当社の高出力ファイバーレーザ切断機を新しい選択肢としてより多様なマーケットへもご提案させていただきます。
KOIKEプライベートフェアでの印象
今回12キロワット出力のファイバーレーザ切断機を使用して板厚6ミリと12ミリの軟鋼のデモ切断を実施し、当社の高出力レーザの切断速度をご覧いただきました。ご来場のお客様からは切断、稼働速度に驚きの声が多く、門型切断機とは根本的に異なるコンセプトを体感いただく機会となりました。また通常酸素切断に慣れている業界事情から、窒素切断の特性として酸化被膜の除去が不要となり、さらに酸素切断に比べ約3倍の速度で切断できるファイバーレーザの特徴も印象的に見ていただきました。