中心地名古屋:自動車産業の中心部で事業を展開する伝統企業

中心地名古屋:自動車産業の中心部で事業を展開する伝統企業

2020年03月

日本人は勤勉で品質に対する意識が高い、というのは単なる決まり文句ではありません。ファミリー企業の大三鋼機はそのことを立証しています。この加工業者は、スイス製の技術を使用して自動車産業向けのシートメタルを加工しています。機械は 24 時間操業、そうすることによってのみ、常に短縮される納期に遅れることなく高品質の加工を保証できるのです。その舞台裏をのぞいてみましょう。

東京駅。伝説の超特急新幹線は、発射前の矢のようにホームに停車しています。世界最高速のこの列車には、日本が何をしてきたか、今日の日本がどのようなものであるか、を見て取ることができます。最先端技術のこの国を訪問することは、未来へと旅するのと同じようなものかもしれません。目を向けるいたるところに、最新のテクノロジーと先進的なデザインを見つけることができます。それは新幹線の車内においても同じです。必要に応じて進行方向と反対の向きへ回転させることができるシートはその一例です。

名古屋まで目をつぶって乗車していると、時速 320 km という超高速をほとんど感じることはありません。窓の外を眺めて、初めてそれと気が付くのです。新幹線の車内では、完璧な技術だけではなく日本人の定評あるサービス精神も実感できます。何か食べ物あるいは飲み物が欲しい人は、長く待たされることなくとても親切な車内販売スタッフから色々なスナックを買い求めることができます。

自動車産業の中心地

あっという間に東京から 366 km 離れた名古屋に到着です。日本の自動車産業の中心地であるこの人口 250 万の都市までの所要時間は、1 時間 45 分です。トヨタ、日産、三菱、マツダ、ここではあらゆるメーカーが生産を行っています。名古屋という街が産み出す富は、全ノルウェーの国内総生産(GDP)とほぼ同じです。貨物港と整備された輸送路がスムースなロジスティクスを実現し、有名な自動車メーカーの近くに、長年にわたり多くのサプライヤーが集まるようになりました。ファミリー企業の大三鋼機は、ここ名古屋で生産を行っている企業の一つです。同社は 70 年にわたり、ファミリー企業として存続しています。「1960 年代には、大三鋼機は本当に家族経営の工場でした。」120 名の従業員を率いる三代目の若原誠之専務はそうお話ししてくださいました。若原氏の義祖父である創業者の中核事業は、シートメタルの売買でした。「あるときお客様が、どうしてシートメタルの加工は手掛けないのか、とおっしゃたのがきっかけでした。」と若原氏は記憶をたどられます。

大三鋼機は 2004 年に事業を大幅に拡大し、2 キロワット出力のレーザを購入し、シートメタルの加工を開始しました。地震対策のための安全基準が年々厳しくなってきたこともあり、その後も事業の拡張は続きました。「私たちは常にすべての要求事項を高い信頼性をもって達成することができたので、業界で好評を得ることができました。多くのお客様が、自動車産業に集中しています。」と若原氏はお話してくださいました。大三鋼機が製造する部品の多くは、生産チェーンの構築をサポートするものです。

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