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News お客様の声「新潟県燕市 協立工業株式会社」

バイストロニック・ジャパン(以下、当社)は新潟県燕市の協立工業株式会社様(以下、協立工業)へ訪問し、ユーザーのお声(フィードバック)を取材しました。協立工業は1962年の創業以来、金属プレス加工をメインに様々な分野に於いて金属加工部品を製造しているが、ファイバーレーザ加工機は、2018年に導入した当社ファイバーレーザ加工機が初めてであった。この最初の1台は、Bysprint Fiber 3015の6kW出力に11段ストッカー付オートメーションを備え、同社の生産工程全体に大きな変化をもたらした。
今回のインタビューでは、同社社長の森下様よりバイストロニック製ファイバーレーザ加工機を選んだ理由、さらに導入前の不安や導入後の変化、アフターサービスサポートについて率直な感想をいただいた。

協立工業では、2次元的なカットやピアス加工を金型とプレス機械で加工していたが、顧客から預かる金型が2000以上あり、しかも年々増え続けるため、そのコストや保管場所が課題であった。この課題から生産方法自体を発想転換させたのがファイバーレーザ加工機の導入の検討である。ファイバーレーザ加工機の導入は協立工業の生産工法を大きく変化させるため、投資額、加工コストや生産性に不安要素もあったが、導入前のテストと試算を繰り返し、その不安は払拭された。

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森下社長がバイストロニック製の機械導入の背景や導入後の変化について語る。

(右:協立工業 森下一代表取締役)

導入後の大きな変化

「ファイバーレーザ加工機導入前は、材料を外部委託先から仕入れていたが、現在では納期や品質も含めて自社コントロールが出来るようになった点が大きな成果である。また、材料を自社で生産することでスケッチ材の削減にも貢献した」と、森下社長は変化を実感している。

さらにファイバーレーザ加工機を導入後、新たな仕事の受注にも繋がり、安定した供給体制の確保が必要になったため、2019年にはファイバーレーザ加工機ByStar Fiber3015 出力10kWと11段のストッカーByTowerオートメーションを追加導入した。10kW出力の2台目は、6kWでは対応が難しかった厚板切断の新しい仕事の受注にも繋がり、現在では、量産部品の受注にも貢献しているという。一例では、鉄道車両に使う部品をレーザで切断し、その後プレス成形を行っている。また3年前に金型メーカを傘下に加えており、今後は金属プレス、溶接のみならず、金型の製造から成形まで総合的な金属加工を提供するサプライヤーを目指しているという。

なお今回のインタビュー動画は、森下社長が自ら編集いただき、ご協力に心から感謝申し上げます。

バイストロニックのアフターサービスについて率直な感想を山崎工場長にいただいた。

(左:協立工業 山崎寛工場長)

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